読書雑感|「へ〜」が止まらない一冊 ー That’s a fun fact I didn’t know

読書

基本的に、物語として楽しめるストーリー性のある本が好きだ。
けれど最近は、意識してエッセイやノウハウ本、自己啓発本なども混ぜて読むようにしている。ジャンルを偏らせないほうが、読書のリズムが心地いい気がする。

最近読んだ
『食べ物が変えた世界史:ビフォーとアフターが一目でわかる』
(伊藤 敏 監修/かみゆ歴史編集部 編)
は、いわゆる「うんちく本」だが、とても読みやすくて面白かった。

この本は、私たちが日常的に口にしている食べ物が、実は歴史や文化、社会のあり方を大きく変えてきたという視点で、世界史を紹介している。
見開き構成で「食べ物が広まる前」と「後」が比較できるので、難しい歴史の知識がなくてもすっと頭に入ってくるのがいい。

内容は、昔懐かしいテレビ番組『トリビアの泉』に出てきそうな、「へ〜」と声が出てしまう話が満載だ。

たとえば──
コーヒーフレッシュの商品名「スジャータ」は、衰弱していたブッダに乳粥を差し出したインドの女性の名前に由来していること。
磁器ブランドとして有名なウェッジウッドの創設者が、「進化論」で知られるチャールズ・ダーウィンの孫にあたること。
牛肉の部位「サーロイン」は、牛の腰部分(ロイン)の肉を食べたイギリス王ヘンリー8世が、あまりのおいしさに Sir の称号を与えたことからその名がついたこと。

どれも知らなくても困らないけれど、知るとちょっと誰かに話したくなる。
そんな小さな知的お楽しみが、ページをめくるたびに続く。

挿絵も多く、テンポよく読めたので、通勤や寝る前の読書にも向いている。
同じシリーズに『発明が変えた世界史』や『宗教が変えた世界史』もあるらしいが、やはり食べ物がいちばん身近で、とっつきやすいと感じた。

たまには、こういう「役に立たないけど、世界が少し面白く見える本」を選ぶのも悪くない。


今日のひとこと英会話

“That’s a fun fact I didn’t know.”
(そんな豆知識、知らなかったなあ)

👉 雑学・うんちく・トリビアにぴったりの一言

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