Fourth Wing をゆっくり読み進める
最近 Kindle で読んでいる洋書は
Fourth Wing(Rebecca Yarros)。
物語の主人公はヴァイオレットという若い女性。
彼女は本来、書物を扱う学者の道に進むはずだったが、母の命令でドラゴン騎士を育てる軍事大学(War College)に入学させられる。
そこは、危険な訓練や厳しい試験を乗り越えなければ生き残れない世界。
しかも騎士候補生は、自分のドラゴンと絆を結び、空を駆ける戦士になることを求められる。
命がけの訓練、ライバルとの駆け引き、そして空を舞うドラゴン。
ファンタジーらしい壮大な舞台の中で物語が進んでいく。
普段読んでいるコージーミステリーやライトノベル、ヤングアダルト(YA)に比べるとかなりの長編なので、読み終わるまでにはまだ時間がかかりそうだ。
この物語の舞台は、中世の城砦のような建物にあるWar College。
最初の数章では、その城砦の様子がとても細かく描かれている。
たとえば
parapet
quadrant
rotunda
fortress
citadel
drawbridge
rampart
turret
battlement
bastion
など、城の構造に関する言葉が次々に出てくる。
教科書ではまず見かけない単語ばかりだ。
私は本を読むとき、情景をできるだけ頭の中に思い浮かべながら読みたいタイプだ。
だから、こうした見慣れない言葉が出てくると、つい一つ一つ意味を確かめてしまう。
物語の筋には直接関係ないかもしれない。
それでも、舞台となる場所がどんな形をしているのか想像できるかどうかで、
物語の臨場感は大きく変わってくる。
映画やアニメなら、画面を見ればすぐにわかる。
けれど小説は違う。
言葉を手がかりに、自分の頭の中に世界を作っていく。
その細部を、自分のペースでゆっくり読み込んでいくと、
まるで登場人物と同じ場所に立って、同じ景色を眺めているような気分になってくる。
気がつけば、登場人物の表情や声まで思い浮かんでいる。
そんな読書体験があるから、本を読むことはやめられないのだと思う。
今日の Word Note
battlement
意味:城壁の上にある、ギザギザした防御壁(胸壁)
中世の城の上にある、兵士が身を隠しながら戦うための構造。
例
The soldiers stood on the battlements of the castle.
小説の中に出てくるこうした言葉を一つ一つ確かめながら読むと、
城砦の上を吹き抜ける風まで感じられる気がしてくる。
それもまた、読書の楽しみの一つなのだろう。
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