物語とことば

ことばの標本アーカイブ(Specimen Archives)

言葉の標本箱アーカイブ: vol.6-10「日英の語源と文化をめぐる、3分間の歴史ミステリー」

ようこそ、「ことばの標本アーカイブ」へ。「役に立たないけれど、面白い。」そんな言葉の裏側に潜む物語を、一つひとつ丁寧にすくい上げて、ガラス瓶にそっと閉じ込めた私設図書館です。日本語と英語、過去と現在。言葉の裏側に隠された小さなミステリーを紐...
日々の小さな発見

『桜風堂ものがたり』に学ぶ「居場所」のこと

本と物語がくれる、小さな心の拠り所最近読んだ『桜風堂ものがたり』(村山早紀)は、本屋さんと読書が好きな人なら、思わずうなずく共感ポイントだらけのはず。「あ、ここ、私の居場所だ」って思える、あの特別な空気感だけで読んでて心地いい。主人公の一整...
物語とことば

海外ドラマで出会った、心を通わせる「説得」の英語

最近、少し時間をみつけては海外ドラマの『One Day at a Time』を眺めています。 物語の中のおばあちゃんは、脳卒中の手術をした直後だというのに、もうすっかり元気で。お医者様からは安静を言い渡されているはずなのに、音楽が流れると我...
日本語表現

「それはムカつくね」と言えること

日常会話の中には、教科書ではなかなか学べない「生きた日本語」がたくさんあります。 最近、ドラマ『ブラッシュアップ・ライフ』を観ていて、そんな言葉の温度に触れる場面がありました。人生を何度もやり直す主人公たちが、自分たちの死後の世界について話...
物語とことば

鍵を持って歩くということ

The Secret Garden への希望の光最近、改めて The Secret Garden by Frances Hodgson Burnett を読み返しています。コマドリに導かれるようにして、主人公のメアリーが「秘密の花園」の鍵を...
日本語表現

うっかり」という、やさしい余白。

心をつなぐ日本語のニュアンス坂道の途中にある、小さな喫茶店。雨上がりの午後、少し遅れてやってきた友人が、申し訳なさそうにこう言いました。「ごめんなさい。うっかりしていました」その一言を聞いた瞬間、待っていた私の心もふっと和らいでいくのを感じ...
日本語表現

五感が動き出す、音の魔法

『キッチン常夜灯』をめくる午後に今は長月天音さんの『キッチン常夜灯』を楽しんでいます。ふと気づけば、私は「レストランが舞台の物語」に、知らず知らずのうちに惹かれているようです。料理そのものに強い関心があるわけではないのに、不思議なものです。...
物語とことば

永遠のさよならと、ささやかな「約束」

keep in touchの温度海外ドラマ One Day at a Time を観ていると、時に文化の壁を超えて、普遍的な「人の心の揺らぎ」に触れることがあります。今回、物語の舞台となったのは親戚のお葬式。 久しぶりに顔を合わせる親類たち...
日本語表現

言葉に熱を「盛る」ということ

ドラマ『ブラッシュアップライフ』よりドラマ『ブラッシュアップライフ』の続きを楽しんでいます。人生を何度もやり直すという奇想天外な設定ながら、この作品の魅力は「何気ない日常の会話」にある気がします。作り込まれていない、自然なやり取り。まるで自...
物語とことば

秘密の庭で、震える声

The Secret Garden に教わる「つながり」の第一歩The Secret Garden(秘密の花園)を久しぶりに読み返しています。幼いころ日本語で夢中になった物語を、今回は原書で。主人公のメアリーは、孤独の中で心を硬い殻に閉じ込...