若様組とめぐる、明治東京さんぽ(2)ー I stumbled upon a hidden gem

散歩・街歩き

銀座散歩のつづきです。


ビルの谷間の小さな神様

さらに歩みを進めると、ビルとビルの隙間にひっそりと佇む小さな神社がありました。

豊岩稲荷神社

細い路地を入っていくと、かわいらしいお稲荷様が迎えてくださいます。
大通りの喧騒が嘘のように、そこだけ空気がやわらかい。

銀座界隈には、このようにビルの谷間に小さな神社が点在しているそうです。
商いの街らしく、商売繁盛を願う稲荷社が多いのだとか。

今度は神社巡りをテーマに歩いてみるのも面白そうです。
華やかなショーウィンドウと、静かな祈りの空間。
そのコントラストもまた、銀座の魅力なのかもしれません。


明治の味を今に伝える

次の目的地はここ。

木村家 銀座本店

明治7年、まだパンが珍しかった時代に、日本人の口に合うよう酒種を酵母にし、中にあんこを入れた「あんパン」を生み出したことで知られています。

今でも当時の酒種酵母を受け継いで作られたあんパンが並び、なかでも 明治天皇 に献上され好評だったという桜あんパンは有名。季節限定のあんパンも人気です。

私もお土産用に、定番の粒あんぱんと桜あんぱん(こしあん)を購入。

そしてせっかくなので、2階のティールームへ。

このビルは、
1階がベーカリー、
2階が喫茶、
3階が洋食グリルという構成。

まだ11時前だったので3階は準備中でしたが、2階の喫茶はほぼ満席。なんとか一席確保できました。

メニューはサンドイッチやサラダ、ケーキなど。
和洋折衷のあんこパイにも心惹かれましたが、今回は喫茶限定のフルーツサンドに紅茶をセットで。

デニッシュ生地のパンに、しっかりとしたクリーム。
フルーツの酸味と甘さのバランスが絶妙で、思わず頬がゆるみます。

お会計の頃には3階の洋食グリルもオープンし、2階の階段まで長蛇の列。
ランチにはパン食べ放題が付くそうで、それは人気が出るはずです。

店内はややコンパクトですが、サービスは丁寧で気持ちがよい。
また銀座を歩く日があれば、再訪したい一軒です。


明治の鉄道、煉瓦の遺構、路地裏の稲荷神社、そしてあんパン。
銀座は、華やかなブランドショップの街であると同時に、近代日本の歴史が静かに息づく場所でもあるのだと実感した一日でした。


今日のひとこと英会話

I stumbled upon a hidden gem.
(思いがけず素敵な場所を見つけた。)

ビルの隙間の神社も、喫茶室の一席も、まさにそんな出会いでした。

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