物語とことば

物語とことば

想像しながら読む楽しみ

Fourth Wing をゆっくり読み進める最近 Kindle で読んでいる洋書はFourth Wing(Rebecca Yarros)。物語の主人公はヴァイオレットという若い女性。彼女は本来、書物を扱う学者の道に進むはずだったが、母の命令...
物語とことば

『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』を読んで

還暦からのひとり旅に憧れて最近、『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』(中道あん)を読み終えた。著者は、この旅に出る直前に還暦を迎えたという。年齢がちょうど近いこともあって、読みながら「わかるなあ」とうなずく場面が何度もあった。この...
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哲学本の最後に出てきた言語学者

最近、ちょっと不思議な順番で哲学に触れている。きっかけは、海外ドラマ"The Good Place"。軽いコメディのように見えるのだけれど、登場人物たちは、「人はなぜ善いことをするのか」「どう生きるべきなのか」といった問いに何度もぶつかる。...
物語とことば

甘い香りに包まれて ― 原田マハ『スイート・ホーム』

バニラの甘い香りに包まれているような気がする。原田マハさんの小説『スイート・ホーム』の話だ。原田マハさんの本は、私の中ではあまり「はずれ」がない作家の一人だ。『楽園のカンヴァス』や『本日は、お日柄もよく』などの作品で知られているが、今回の本...
物語とことば

大混乱のことば ― Pandemonium

相変わらず、海外ドラマも少しずつ楽しんでいます。先日、コメディドラマ The Good Place のシーズン3を見終えました。このドラマは、死後の世界を舞台にした少し変わった物語です。善人が行く「Good Place」と、そうでない人が送...
物語とことば

英語で読むコージーミステリーの楽しみ ー It shimmers like a pearl in the light

海辺のミステリーと「真珠のことば」最近、英語の本を読むときは「ことばの使い方」にも目がいくようになりました。今回読み終えたのはMist At The Beach House: Mermaids and Murder著者:Victoria L...
物語とことば

陽だまりランチボックス ー This story left me feeling warm inside

食べ物がくれるぬくもり最近、食べ物が出てくる物語をよく読んでいます。湯気の立つごはん。誰かのために作られるお弁当。台所に差し込むやわらかな光。不思議なことに、食べ物の物語は、安心して読めるものが多い。大きな事件が起きなくても、人が生きていく...
物語とことば

悪魔は善人になれるのか ー Can people really change?

記憶がなくても、絆は残るのか物語の中心にいるのは、4人の人間たち。やり直すたびに記憶はリセットされるはずなのに、なぜかまた惹かれ合い、協力し合い、少しずつ絆を深めていく。人間関係は記憶の積み重ねでできていると思いがちですが、もしかしたらもっ...
日々の小さな発見

若様組とめぐる、明治東京散歩(4)ー Every place has a story to tell

築地に点在する「発祥の地」築地一帯には、江戸から明治にかけての「〜発祥の地」と刻まれた碑が、実にたくさん残っています。なぜ築地に“はじまり”が集まったのか築地はもともと埋立地。そして明治になると、外国人居留地のひとつとして整備されました。横...
日々の小さな発見

若様組とめぐる、明治東京散歩(3) ー History is hidden in plain sight

銀座から築地へ先日の「若様組とめぐる、明治東京散歩」には、実はまだ続きがありました。木村屋總本店 銀座本店でサンドイッチを堪能したあと、今度は築地方面へと足をのばします。電気灯がともった日高級ブランド店が並ぶ通りの一角に、ふと足を止める小さ...