komorebi

Beautiful Japanese Words

日本語にしかない美しい言葉10選②|春風(はるかぜ/harukaze)・風花(かざはな/kazahana)・ぬくもり(nukumori)

散歩をしていると、ふと立ち止まりたくなる瞬間があります。風のやわらかさに気づいたときや、どこからか水の音が聞こえてきたとき。そんなとき、「日本語にはぴったりの言葉があるな」と思うことがあります。以前このブログでは、「日本語にしかない美しい言...
読書

哲学本の最後に出てきた言語学者

最近、ちょっと不思議な順番で哲学に触れている。きっかけは、海外ドラマ"The Good Place"。軽いコメディのように見えるのだけれど、登場人物たちは、「人はなぜ善いことをするのか」「どう生きるべきなのか」といった問いに何度もぶつかる。...
読書

甘い香りに包まれて ― 原田マハ『スイート・ホーム』

バニラの甘い香りに包まれているような気がする。原田マハさんの小説『スイート・ホーム』の話だ。原田マハさんの本は、私の中ではあまり「はずれ」がない作家の一人だ。『楽園のカンヴァス』や『本日は、お日柄もよく』などの作品で知られているが、今回の本...
Beautiful Japanese Words

イヤホンを外して歩く朝

犬の散歩のとき、私はたいていイヤホンをつけている。radikoでラジオを聞いたり、podcastを流したり、ときには音楽を聴いたり。歩いている時間も、どこか「何かしなければ」と思ってしまう。少し貧乏性なのかもしれない。日本語教員試験の勉強を...
海外ドラマ

大混乱のことば ― Pandemonium

相変わらず、海外ドラマも少しずつ楽しんでいます。先日、コメディドラマ The Good Place のシーズン3を見終えました。このドラマは、死後の世界を舞台にした少し変わった物語です。善人が行く「Good Place」と、そうでない人が送...
Beautiful Japanese Words

日本語にしかない美しい言葉10選|木漏れ日(こもれび/komorebi), 侘び寂び(わびさび/wabi-sabi), 小春日和(こはるびより/koharu-biyori)

本を読んでいると、ふと手を止めてしまう言葉があります。意味を知らないわけではないのに、その言葉が描く情景や響きに心を引き留められてしまう。日本語には、そんな言葉がたくさんあります。特に、日本語にしかない美しい言葉や、英語では訳しにくい表現は...
Beautiful Japanese Words

鎌倉で出会った白蓮(ハクモクレン)

先日、鎌倉の街をゆっくり走りながら歩くような時間を過ごしました。以前から興味を持っていたスロージョギングの会に参加してきたのです。ついていけるだろうかと少し不安もあったのですが、実際には本当に歩くのと同じくらいのゆっくりしたペースで、体が少...
日々の小さな発見

本を読んでいると、ことばに目が止まる

最近、このブログで読書の記事を書いていて、ふと気づいたことがあります。私は本を読むとき、ストーリーだけでなくことばそのものにも強く惹かれているようです。もちろん物語の展開も楽しみなのですが、読んでいる途中でふと目に止まるのは、美しい言葉や、...
Beautiful Japanese Words

木漏れ日(komorebi)という日本語

晴れた日に木の下を歩いていると、葉のあいだから光が静かにこぼれてくることがあります。地面にゆれる光の模様。風が吹くたびに、光もやわらかく揺れます。日本語には、その光を表す言葉があります。「木漏れ日(こもれび)」です。木漏れ日(komoreb...
Beautiful Japanese Words

学生が見せてくれた、春の桜の写真

日本語学校での授業でのことです。授業の最初には、よくこんな質問をします。「週末、何をしましたか?」ある日、一人の学生が目を輝かせながら携帯電話を取り出しました。「先生、見てください!」画面いっぱいに広がったのは、桜の写真でした。写真フォルダ...