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物語とことば

悪魔は善人になれるのか ー Can people really change?

記憶がなくても、絆は残るのか物語の中心にいるのは、4人の人間たち。やり直すたびに記憶はリセットされるはずなのに、なぜかまた惹かれ合い、協力し合い、少しずつ絆を深めていく。人間関係は記憶の積み重ねでできていると思いがちですが、もしかしたらもっ...
日々の小さな発見

人とのあいだにある文法 ー It depends on your point of view

外国人がつまづくつまずく「やりもらい」表現前回、日本語は相手との関係性によって一人称さえ変わる、という話を書きました。「わたし」「うち」「先生」「ママ」――自分をどう呼ぶかは、常に“相手との距離”の中で決まります。今日は、その延長線上にある...
日々の小さな発見

若様組とめぐる、明治東京散歩(4)ー Every place has a story to tell

築地に点在する「発祥の地」築地一帯には、江戸から明治にかけての「〜発祥の地」と刻まれた碑が、実にたくさん残っています。なぜ築地に“はじまり”が集まったのか築地はもともと埋立地。そして明治になると、外国人居留地のひとつとして整備されました。横...
日々の小さな発見

若様組とめぐる、明治東京散歩(3) ー History is hidden in plain sight

銀座から築地へ先日の「若様組とめぐる、明治東京散歩」には、実はまだ続きがありました。木村屋總本店 銀座本店でサンドイッチを堪能したあと、今度は築地方面へと足をのばします。電気灯がともった日高級ブランド店が並ぶ通りの一角に、ふと足を止める小さ...
日々の小さな発見

なぜ過去形?接客日本語のふしぎ ー It sounds a bit indirect

気になる過去形の使い方最近の言葉づかいで、もう一つ気になっていることがあります。カフェやレストランで、注文を終えたあとに聞かれるこの一言。「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」……“よろしかった”でしょうか。過去形。いつも、心の中で小さく...
物語とことば

『老人と海』を英語で読んでみたけれど ー It wasn’t really my cup of tea

ヘミングウェイの古典的名作kindleで洋書を1冊読み終わりました。今回読んだのはThe Old Man and the Seaby Ernest Hemingway。日本語題は『老人と海』。あまりにも有名な名作です。たしか昔、日本語で読ん...
日々の小さな発見

若様組とめぐる、明治東京さんぽ(2)ー I stumbled upon a hidden gem

銀座で明治を感じてビルの谷間の小さな神様さらに歩みを進めると、ビルとビルの隙間にひっそりと佇む小さな神社がありました。豊岩稲荷神社。細い路地を入っていくと、かわいらしいお稲荷様が迎えてくださいます。大通りの喧騒が嘘のように、そこだけ空気がや...
日々の小さな発見

若様組とめぐる、明治東京さんぽ(1)ー History is hidden in plain sight

新橋から、明治へタイムスリップ先日読んだ 『若様組シリーズ』(畠中恵)に登場した、明治の東京のおもかげをたどる散歩に出かけてきました。まずは 新橋駅 から出発。ガラス張りの高層ビルが立ち並ぶ汐留エリアに、凛とした佇まいで立っているレトロな建...
物語とことば

草原に立つ強さ ー She stands her ground

厳しさと暖かさの共存『草原のコック・オー・ヴァン』(柴田よしき) を読み終えた。コック(Coq)は雄鶏、ヴァン(Vin)はワイン。コック・オー・ヴァンとは、鶏肉のワイン煮込み料理のことだ。タイトルからして、もうおいしそうである。物語には、都...
日本語表現

気になる言葉シリーズ:「うち」という一人称 ー It depends on who I’m talking to

日本語の一人称の不思議町中で会話している女子高生の声が耳に入ってくると、ほぼ例外なく自分のことを「うち」と言っている。「うちさ、昨日さ…」という調子だ。「わたし」は、どうやら先生やアルバイト先の上司など、年長者と話すときにしか登場しないらし...